SixTONES 12th Single 「音色」

CD

  • [EU輸入盤]

Glenn Gould - The Acoustic Orchestrations - Works by Scriabin and Sibelius(2CD)

グレン・グールド

¥  2,426(税込)

※消費税率10%商品
  • POINT : [通常ポイント]1.0%ポイント
  • RELEASE DATE : 2012/09/25
  • NUMBER : 8872540657-2
  • LABEL : SONY CLASSICAL
  • 商品仕様
    ■2CD
  • 商品内容

    スクリアビンとシベリウスの録音を、新たなリミックスによってグールドの意図を忠実に再現。[EU輸入盤]

    1970年代初頭、グールドは、一つの音楽作品の録音に際して、その瞬間瞬間の響きにふさわしい独自のミキシングを行うべきではないか、というコンセプトのもとに実験的な録音を試みます。2本ずつペアにした4組のマイクロフォンをさまざまな位置に配置し、8トラックのマルチ・レコーダーで収録して、編集段階でミキシングを細かくコントロールし作品にふさわしい響きにする、というもので、「アコースティック・オーケストレーション」もしくは「アコースティック・コレオグラフィ」と称すべきこの試みは、グールドの録音テクノロジー観の先進性の一端を示すものといえるでしょう。このアルバムは、グールドがそうした独自の試みを行った作品を、一部新しいリミックス版によって収録したものです。
    1970年、グールドは当時構想中だったスクリアビンのピアノ・ソナタ全集の第2弾として、1968年録音のピアノ・ソナタ第3番に続いてピアノ・ソナタ第5番をニューヨークで録音しました。8トラックでマルチ収録されたこの録音は結局お蔵入りとなり、グールド没後の1986年になってようやく発売されましたが、その際にはグールドの意図したであろうミキシングではありませんでした。今回、カナダのカールトン大学芸術文化学部比較文化学科のポール・テベルジュ博士によってオリジナルのマルチ・マスターから新しくリミックスされ、グールド独自の構想が再現されることになります。
    スクリアビンの「2つの小品」は、ブルーノ・モンサンジョンの監督によって1974年に制作されたTV番組「音楽への道」の中で、グールドがスタジオで細かく指示を出し、ミキシングをコントロールする様子を撮影した部分で使われた音楽。いわば「アコースティック・オーケストレーション」のデモ映像に用いられた音楽でした。当アルバムに収録されているのは、1972年にセッション録音されたCBS音源の2chマスターを基に、TV番組でグールドが実際に出しているミキシングの指示に合わせて、リヴァーブを増減させて制作されたニュー・リミックス版です。
    1976年~1977年にかけて録音されたシベリウスの作品集は、このスクリアビンの手法を一層推し進めたもので、こちらはグールド自身によって彼の構想通りのミキシングが完成されています。

    レーベル:Sony Classical


    【収録予定曲】
    [Disc1]
    スクリアビン
    1.ピアノ・ソナタ第5番作品53 ※ニュー・リミックス版
    2.2つの小品作品57 ※ニュー・リミックス版
    (1)第1曲:欲望
    (2)第2曲:舞い踊るような愛撫
    シベリウス
    3.ソナチネ第1番嬰へ短調作品67-1
    4.ソナチネ第2番ホ長調作品67-2
    5.ソナチネ第3番変ロ短調作品67-3
    6.キュリッキ(3つの抒情的小品)作品41

    [Disc2](CD Extra)
    1.スクリアビン:ピアノ・ソナタ第5番作品53
    (1)ペア・マイク1収録素材のWAVファイル音源
    (2)ペア・マイク2収録素材のWAVファイル音源
    (3)ペア・マイク3収録素材のWAVファイル音源
    (4)ペア・マイク4収録素材のWAVファイル音源

    【演奏】
    グレン・グールド(ピアノ)

    【録音】
    1.1970年7月16日~17日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
    2.1972年12月13日、トロント、イートンズ・オーディトリアム
    3&5.1976年12月8日~9日、トロント、イートンズ・オーディトリアム
    4&6.1977年3月28日~29日、トロント、イートンズ・オーディトリアム