SixTONES 12th Single 「音色」

CD

  • 2CD [EU輸入盤]

War & Peace - 1618:1918

ラウテン・カンパニー

¥  2,426(税込)

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  • RELEASE DATE : 2018/10/19
  • NUMBER : 1907586844-2
  • LABEL : 輸入盤
  • 商品内容

    ラウテン・カンパニー/ 戦争と平和 - 1618:191830年戦争勃発400年・第一次世界大戦終結100年記念。戦争の災禍と音楽とのかかわりを鋭く見つめたラウテン・カンパニーの新録音。[EU輸入盤]

    ヴォルフガング・カチュナーとラウテン・カンパニーは、1984年設立当初はカチュナーとハンス=ヴェルナー・アペルとのリュート・デュオから始まり、それ以来30年以上いわゆるピリオド楽器演奏とは一味違い、過去の音楽を現代に蘇えらせることに主眼を置いており、様々なソリストたちを取り込み多様な編成で演奏活動を行なうのが特徴といえます。例えば演奏会では、管弦楽だけによるオペラ・アリアやフィリップ・グラスなどの現代音楽やピアソラ、そしてポピュラー音楽を古楽器で演奏するような取り組みも積極的に行い、古楽と現代との垣根を取り払っています。このアルバムはそうした彼らの演奏活動の積み重ねをバロック音楽の録音で辿ってゆくものです。今回のアルバムは、今年(2018年)が30年戦争(1618-1648)勃発400年、第一次世界大戦終結100年という節目の年であるのを記念して「戦争と平和」の音楽的表現を試みたもので、300年以上かけ離れ戦争と破壊によって揺さぶられた音楽を結びつけ、「恐怖」「大惨事」「死」「憧れ」の4つの章に区分けされ構成されています。バロックの偉大なる作曲家であるシュッツ、ハンマーシュミット、シャイトらによる嘆きの歌。そして1920年代にベルリンで活躍したホレンダーとアイスラーの軽いメランコリックな曲が交互に歌われ、戦後の混乱と不安、同時に反抗心を風刺的に鋭く表現しています。その間にはサティのピアノ曲が挿入することによって物語が結びつけられ、聴く者に思考の糧を与えてくれています。その類稀な美声と明解なディクションで、バロック歌唱にはなくてはならないソプラノ歌手ドロテー・ミールズが、これらの曲に盛り込まれた痛みと幸福を鮮明に歌い上げています。

    【収録曲】
    [CD1]
    1. フリードリッヒ・ホレンダー(1896–1976):『飢えた芸術家』
    2. ハイリヒ・シュッツ(1585–1672):『われを憐れみたまえ、おお主なる神よ』SWV.447
    3. 伝承曲/ハンス・アイスラー(1898-1962):『黒雲がまた垂れこめて』
    4. ザムエル・シャイト(1587–1657):『ガイヤルド・カントゥス XX』
    5. ハインリヒ・アルベルト(1604–1651):『Ich steh in Angst und Pein』
    6. ヨハン・ヒルデブラント(1614–1684):『ああ!主よ、あなたは慈悲深い人』
    7. ハンス・アイスラー:『エレジー I』
    8. ヨハン・ヒルデブラント:『ああ、主よ、あなたは全能なるもの』
    9. エリック・サティ(1866–1925):『グノシエンヌ第3番』
    10. ハインリヒ・イザーク(ca. 1450–1517):『なんという空しさ、なんという空しさ!』
    11. フリードリッヒ・ホレンダー:『子守歌』
    12. 作者不詳(17世紀):『Bet, Kindlein, bet』
    13. ハンス・アイスラー:『そして暗い時は今も続く』
    14. ハンス・アイスラー:『自殺について』
    15. メルヒオール・フランク(ca. 1580–1639):『そのとき』
    16. ザムエル・シャイト:『戦闘のガイヤルド』
    17. 作者不詳(17世紀):『死神』
    18. アンドレアス・ハンマーシュミット(1611–1675):『おお、慈悲深き御父よ』19. ハイリヒ・シュッツ:『わが魂よ主をほめたたえよ』SWV.39
    [CD2]
    1. ザムエル・シャイト:『Paduan Cantus V』
    2. ハインリヒ・アルベルト:『Letzte Rede einer vormals stolzen und gleich jetzt sterbenden Jungfrauen』
    3. フリードリッヒ・ホレンダー:『私が死んでいれば』
    4. エリック・サティ:『ジムノペディ第1番』
    5. ザムエル・シャイト:『われ神より去らじ』
    6. ハンス・アイスラー:『そして私は、もうその地を見ることはない』
    7. ハンス・アイスラー:『小さなラジオ』
    8. アンドレアス・ハンマーシュミット:『口づけの技』
    9. フリードリッヒ・ホレンダー:『夕べの風のささやき』
    10. ハイリヒ・シュッツ:『どうか私たちに平和をください』SWV.372
    11. フリードリッヒ・ホレンダー:『クレンデ』

    【演奏】
    ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
    ヴォルフガング・カチュナー(指揮)
    ラウテン・カンパニー(ピリオド楽器アンサンブル)

    【録音】
    2018年3月1-4日、7月9-11日、ベルリン、オーバーシュエーネヴァイデ、キリスト教会

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