CD
William Walton, Max Bruch, Arvo Part
ニルス・メンケマイヤー¥ 1,944(税込)
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- RELEASE DATE : 2017/08/11
- NUMBER : 8898536019-2
- LABEL : 輸入盤
- 商品仕様
■1CD
- 商品内容
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲、ブルッフ:コル・ニドライ&ロマンツェ、ペルト:フラトレス [EU輸入盤]
メンケマイヤー初の20世紀作品アルバムが登場!
■先日来日し、渋谷で1回だけのリサイタルを開催し、バッハからヒンデミットに至るレパートリーでヴィオラという楽器の概念を覆した演奏を披露したドイツが誇るヴィオラ界の俊英ニルス・メンケマイヤー。「深々と歌う低音の響きが心にストレートに響き、情感豊かで、ドラマ性もあり、非常に説得力が感じられる」と高い評価を得ています。最新アルバムは、ウォルトン、ブルッフとしてペルトによるヴィオラとオーケストラのための作品を収録しています。これまでソニー・クラシカルに9枚、それ以前に2枚のソロ・アルバムをリリースしてきているメンケマイヤーですが、20世紀の協奏曲作品の録音は今回が初めてです。
■ウォルトンのヴィオラ協奏曲は1929年に当時最高のヴィオラ奏者のひとりだった作ライオネル・ターティスのために作曲されましたが、ターティスが気に入らず、初演の独奏はパウル・ヒンデミットが務めています。今ではそのヒンデミットの協奏作品(「室内音楽第5番」、「白鳥を焼く男」など)やバルトークのヴィオラ協奏曲とともに20世紀になって復権したヴィオラという楽器を主役にした協奏曲の代表作として、世界中のヴィオラ奏者によって演奏されています。
■カップリングのブルッフの2曲のうち「ロマンツェ」はもともとヴィオラのために書かれた佳品ですが、「コル・ニドライ」の方はもともとチェロのために書かれたブルッフの代表作の1曲です。ペルトの「フラトレス」はもともと古楽アンサンブルのために書かれた作品ですが、この曲を一躍有名にしたギドン・クレーメルのようにヴァイオリンと室内楽のためのヴァージョンのほか、さまざまな編成のための編曲が存在しています。メンケマイヤーは2007年のドイツGENUINレーベルへの(おそらく)デビュー・アルバムでこの「フラトレス」のヴィオラとピアノ版を録音しており(カップリングはショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタとベートーヴェン:ノットゥルノ作品42)、8年を経てオーケストラ伴奏版に取り組んだことになります。
■共演は名門バンベルク交響楽団で、指揮は1971年ミュンヘン生まれで、現在ルガーノのスイス・イタリア語放送管弦楽団の首席指揮者を務める実力派のマルクス・ポシュナー(2017/18シーズンからはリンツ・ブルックナー管弦楽団の首席指揮者に就任予定)です。
レーベル:Sony Classical
【収録曲】
1) ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
2) ブルッフ:コル・ニドライ Op.47(ヴィオラと管弦楽編曲版)
3) ブルッフ:ヴィオラと管弦楽のためのロマンス Op.85
4) ペルト:ヴィオラ、弦楽、ドラムスのための「フラストレス」
【演奏】ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ),マルクス・ポシュナー(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】2016年11月15日~29日、バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール(デジタル:セッション)