CD
フィード・ザ・ファイア【CD/日本盤限定ボーナストラック3曲収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
ビリーバイオ¥ 2,530(税込)
- POINT : [通常ポイント]1.0%ポイント
- RELEASE DATE : 2019/01/11
- NUMBER : GQCS-90678
- LABEL : ワードレコーズ
- 商品内容
ビリー・グラツィアデイのソロ・プロジェクト、ビリーバイオ始動!
バイオハザード・ファンに朗報。バンドの顔であるヴォーカル/ギター担当のビリー・グラツィアデイのソロ・プロジェクト、ビリーバイオが、デビュー・アルバム『フィード・ザ・ファイア』をリリースする。この作品、中身は80年代終わり~90年代のNYHCそのもの。バイオハザード全盛期に一切の引けを取らない、強烈な作品に仕上がっているのだ。
バイオハザードは、ハードコア・パンクとヘヴィ・メタル、そしてヒップホップを融合し、90年代に一世を風靡したバンドだ。その結成は、87年にまで遡る。彼らの出身地であるニューヨークは、ハードコアとメタルの融合、いわゆるクロスオーバーと呼ばれるジャンルの本拠地。85年、当時すでにスーパースターであったアンスラックスのメンバー擁するS.O.D.が、デビュー・アルバム『Speak English or Die』をリリース。ハードコアとメタルの中間地点としか形容しよういがないこの作品は、100万枚を売り上げる大ヒットとなった。アグノスティック・フロント、クロ・マグス、クラムサッカーズ、ルディクライスト。80年代中盤、ニューヨークからは数多くの名クロスオーバー・バンドが出現した。そんなシーンから登場したバイオハザードは、80年代に2本のデモを発表後、90年にバンド名を冠したデビュー・アルバムをリリース。そして名門ロードランナー・レコーズと契約して発表されたセカンド・アルバム、『Urban Discipline』は、メタル、ハードコアの 垣根を超える大ヒットに。メタリックなハードコアという、90年代以降のNYHCの方向性を完成型にした歴史的作品である本作は、PVがMTVの常連となったこともあり、ミリオンセラーにまでなった。勢いに乗ったバンドは、メジャーのワーナー・ブラザースと契約。94年にはサイプレス・ヒルのセン・ドッグをフィーチャしたサード・アルバム『State of the World Address』をリリース。一躍時代の寵児となった。だが、その後はコンスタントにアルバムを発表していくものの、特に21世紀になってからのその活動は、不本意なものだったと言わざるをえない。05年の『Means to an End』を最後に、バンドは一旦解散。08年には初期の名作を作り上げた黄金ラインナップ4人で再結成。精力的にツアーを行い、12年には7年ぶりとなるアルバム『Reborn in Defiance』をリリースしたものの、発売前にベース/ヴォーカル担当のエヴァン・サインフェルドが脱退してしまう。
そんなバイオハザードに、歯がゆい思いをしていたファンも少なくないことだろう。だが、心配はいらない。ビリーバイオのデビュー・アルバム、『フィード・ザ・ファイア』は、モヤモヤを一気に吹っ飛ばす会心の出来。「ヘヴィでファストでグル―ヴィー。そしてもちろんエネルギーにあふれている」というビリーの言葉通りの仕上がりだ。セカンド・ギタリストは、デス・バイ・ステレオ、ゼブラヘッドのダン・パーマー、ベースはスイサイダル・テンデンシーズのラ・ディアス。レコーディングはビリーが所有するロスのファイアウォーター・スタジオで行われ、ミックスはメシュガ―やホーンテッドを手掛けたことで知られるテュー・マドセンが担当。「ルーツに忠実だが、モダンだ」という『フィード・ザ・ファイア』は、80年代後半~90年代のNYHCのサウンドを、現代のテクノロジーによる最高の音質でブラッシュアップしたものと言える。往年のバイオハザード、NYHCのファンはもちろん、ヘヴィ・ミュージックのファンにとって、これ以上ない復活作と言える作品だ。
【メンバー】
ビリー・グラツィアデイ (ヴォーカル、ギター)
ダン・パーマー(アディショナル・リード・ギター/ゼブラヘッド)
ラ・ディアス(ベース/スイサイダル・テンデンシーズ)
シモ・ペリニ (ドラムス)
【CD収録曲】
01. フリーダムズ・ネヴァー・フリー
02. フィード・ザ・ファイア
03. ノー・アポロジーズ、ノー・リグレッツ
04. ジェネレイション Z
05. シック・アンド・タイアード
06. レメディ
07. ソダリティ
08. ライズ・アンド・スレイ
09. STFU
10. トレピデイション
11. アントゥルース
12. エネミー
13. ディスアフェクテッド・ワールド
<日本盤限定ボーナストラック>
14. フリーダムズ・ネヴァー・フリー(デモ)
15. フィード・ザ・ファイア(デモ)
16. ゲット・アップ、スタンド・アップ(ボブ・マーリー カヴァー)