CD
Francesca Caccini: La liberazione di Ruggiero dall'isola d'Alcina (Live)
ウエルガス・アンサンブル¥ 2,426(税込)
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- RELEASE DATE : 2018/03/16
- NUMBER : 8898533876-2
- LABEL : 輸入盤
- 商品仕様
【完全生産限定盤】
[1] 2LP
※完全生産限定盤は数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。 - 商品内容
カッチーニの娘、フランチェスカが作曲した幻のオペラ・世界初録音。 [EU輸入盤]
美しい「アヴェ・マリア」などで有名なイタリア・ルネッサンル~バロック時代の作曲家、ジュリオ・カッチーニ(1545-1618)の娘、フランチェスカ・カッチーニの書いた現存する唯一のオペラの世界初録音です。
フランチェスカ・カッチーニ(1587.1641)は女性でオペラを書いた最初の作曲家といわれています。このオペラは、メディチ家のコジモ2世の妻、マリア・マグダレナ・フォン・エステライヒの依頼によって作曲されたたものです。フランチェスカは1587年にフィレンツェで生まれ、17世紀のフィレンツェのメディチ家で有名な音楽家の一人で、歌手・リュート奏者でもありましたが、作曲も手がけた才女でした。13曲以上の作品が作曲されたことは判明していますが、そのほとんどは現在は失われています。しかしこの歌劇「ルッジェーロの救出」は、楽譜が印刷されていたため1625年に初演され、同年にポーランドのヴワディスワフ王子に楽譜が渡され、1628年にワルシャワで再演されています。
パウル・ファン・ネーヴェルとウエルガス・アンサンブルは、失われた器楽部分などを当時の様式を元に再現し、2016年に初の完全版として上演を行いました。本作はこの公演のライヴ録音となります。再現、改訂にあたっては、ルネッサンスの多面的な影響、ルネッサンスからバロックへの移行時期というポイントが重要視されています。また、アルチーナ役には弦楽器、ネットゥーノ役にはトロンボーンなど、各役に独自の色彩の器楽伴奏が付けられ、このオペラに劇的な印象を与えています。イタリア語、ドイツ語、英語、フランス語によるリブレット(100ページ)付きの限定盤となります。
レーベル:deutsche harmoniamundi
【収録内容】
フランチェスカ・カッチーニ(1587-1640?):歌劇『ルッジェーロの救出』
【演奏】
ミカエラ・リーナー(メゾ・ソプラノ)、アヒム・シュルツ(テノール)
ザビーネ・ルッツェンベルガー(メゾ・ソプラノ)
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル
【録音】
2016年1月28日、アントワープ、聖アウグスティーヌ教会でのライヴ