SixTONES 12th Single 「音色」

CD

ザ・サイレント・ヴィジル【CD/日本語解説書封入】

メモリアム

¥  2,530(税込)

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  • RELEASE DATE : 2018/03/23
  • NUMBER : GQCS-90551
  • LABEL : -
  • 商品内容

    メモリアムこそデス・メタルの権化!重くないデス・メタルなどない!

    89年は、エクストリーム・メタル・ファンにとって衝撃的な年であった。まずEarache Re cordsから、『Grindcrusher』という、予告編とでもいうべきオムニバス・アルバムが投 下された。Morbid AngelにTerrorizer、Repulsionといったアメリカ勢。そしてNapalm De ath、Carcass、Bolt Throwerらイギリス勢がズラリと並んだこの作品。今でこそ彼らはみ なビッグネームだが、当時は極一部のアンダーグラウンド・マニアだけに知られた存在。 あのとき、このオムニバスから受けた、知名度とはまったく反比例した衝撃度合は、とて も言葉では言い表せない。

    87~88年にすでにNapalm DeathやCarcassはデビューしていたから、グラインドコアにも ブラストビートにも馴染みはあった。だが、それでもこれに収録されていた楽曲は、我々 の想像のはるか上をいく激しさを誇っていた。聴いたこともないような楽曲が、これでも かと詰め込まれていたのである。その後、次々と衝撃的なアルバムが発表されていく。Mo rbid Angelの『Altar of Madness』、Carcassの『Symphonies of Sickness』、Terrorize rの『World Downfall』、Bolt Throwerの『Realm of Chaos: Slaves to Darkness』。今 でも名盤の誉れ高い傑作の数々だ。今思い出しても血が煮えたぎる、あの89年から約30年 。その間Napalm DeathやCarcassはもちろんMorbid Angel、そしてTerrorizerに至るまで が来日。時代は変わったものだ。だが、Bolt Throwerだけは日本の地を踏むことがないま ま、16年に解散をしてしまった。

    Bolt Throwerは86年に結成され、88年に『In Battle There Is No Law!』でアルバム・デ ビュー。翌89年、Earache Recordsに移籍。前述のセカンド・アルバム『Realm of Chaos: Slaves to Darkness』は、あまりにヘヴィすぎて世界中のエクストリーム・メタル・マ ニアが仰天せざるをえなかった。その後彼らは05年の『Those Once Loyal』まで、トータ ルで8枚のアルバムを発表。だが、08年に9枚目のアルバムを製作中に破棄。ニュー・アル バムを待ちわびるファンは多かったが、15年にドラマーのMartin Kearnsが急逝。バンド は翌16年に解散を決断したのである。

    Bolt Throwerのスタイルは他の初期Earache勢に比べると、スピードよりもヘヴィさを重 視、リフ自体が持つグルーヴで聴かせるタイプであり、そのスタイルは決して派手なもの ではなかった。そしてその本領発揮の場は確実にライヴであっただけに、余計ここ日本に は衝撃が伝わりづらかったかもしれない。だが、スラッシュからデス、グラインドコアか らアナーコ・パンク、クラストまでをも飲み込んだ彼らのスタイルは、エクストリーム・ メタル・ファンはもちろん、ハードコアやクラストといったパンクのファンからも絶大な 支持を得ている。"Bolt Thrower Worship"と言われるクローン・バンドを世界中に生み出 すほど、つまり1バンドで1ジャンルを形成してしまうほど、彼らのオリジナリティ、影響 力は突出しているのだ!

    そんなBolt Throwerの遺志、遺伝子を継いでいるのが、このメモリアムである。まずヴォ ーカリストが、Bolt Throwerでもフロントマンを務めていたカール・ウィレッツ。そして ドラムも94年までBolt Throwerで活躍していたアンディ・ホエール。残る2人、ギターの スコット・フェアファックス、ベースのフランク・ヒーリーは、ともにBenedictionのメ ンバー。フランクにいたっては、Sacrilegeのメンバーでもある。Bolt ThrowerにBenedic tion、Sacrilegeと聞かされて、心が躍らないデス・メタル・ファンなんていないだろう !!

    メモリアムは16年、亡くなったMartin Kearnsへの追悼を目的として結成された。何しろ これだけのメンツで結成されたバンドだ、あっという間にNuclear Blastとの契約を手に したかと思うと、翌17年にはデビュー・アルバム『For the Fallen』をリリース。そして それからわずか1年、早くもセカンド・アルバム『ザ・サイレント・ヴィジル』を出すと いうのだから、Bolt Thrower時代の寡作ぶりが嘘のよう。(Bolt Thrower時代は、ラスト の10年超ニュー・アルバム無しである。)で、音の方はというと、わざわざ言及するまで もない。最初の1音からして古き良き日のUKデス・メタルだ!それ以外に何があるという のか。半端ないイギリス臭。もちろんBolt ThrowerやBenediction、Sacrilegeの香りも、 そこらじゅうから漂ってくる。ひたすらヘヴィに、これでもかとすべてを押しつぶしてい くかのような圧。

    【メンバー】
    カール・ウィレッツ(ヴォーカル)
    フランク・ヒーリー(ベース)
    スコット・フェアファックス(ギター)
    アンディ・ホエール(ドラムス)

    【収録内容】
    01. ソウルレス・パラサイト
    02. ナッシング・リメインズ
    03. フロム・ザ・フレイムス
    04. ザ・サイレント・ヴィジル
    05. ブリード・ザ・セイム
    06. アズ・ブリッジズ・バーン
    07. ザ・ニュー・ダーク・エイジズ
    08. ノー・ノウン・グレイヴ
    09. ウェポナイズド・フィアー

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