SixTONES 12th Single 「音色」

CD

  • 2CD [EU輸入盤]

Mozart versus Salieri

プラハ・シンフォニア管弦楽団 & クリスティアン・ベンダ

¥  2,426(税込)

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  • RELEASE DATE : 2019/4/5
  • NUMBER : 1907591959-2
  • LABEL : SONY CLASSICAL
  • 商品内容

    クリスティアン・ベンダ & プラハ・シンフォニア管弦楽団 / モーツァルト vs サリエリ [EU輸入盤]

    前古典派音楽を代表するチェコ系ドイツ人の作曲家ゲオルク・アントン・ベンダ(1722-1795)の子 孫で、その作品の研究発掘と演奏に力を入れている指揮者クリスティアン・ベンダが、作曲理学 および技術的の両面から新たに研究し直し、モーツァルトとサリエリの作品の本質を探っていき ます。 モーツァルトとサリエリの関係は、映画「アマデウス」で有名になりましたが、これは作られた話 であり、憎み合うような関係ではなかったといわれています。サリエリの歌劇『まずは音楽、おつ ぎが言葉』と、モーツァルトの歌劇『劇場支配人』は、1786年、ヨーゼフ2世が同内容のオペラを 作曲させ、ジングシュピール歌劇団で上演するように命じた作品。また、サリエリの歌劇『ヴェネ ツィアの定期市』からのアリアの主題に基づき、モーツァルトがピアノのための変奏曲を書いて います。サリエリにはモーツァルトの才能を羨み、嫉妬する気持ちがあったのかもしれません が、同時にその類まれなる才能を認めていたのでしょう。 このアルバムで注目すべき曲は、カンタータ『オフィーリアの健康回復に寄せて』! この曲は、 イギリスのソプラノ歌手ナンシー・ストレース(1765-1817)のために、ダ・ポンテのオペラの台本 を、第1楽章をサリエリ、第2楽章をモーツァルト、第3楽章をウィーンの声楽の教師であり作曲家 であったアレッサンドロ・コルネッティが作曲し、声が出なくなった後に復帰したナンシー・スト レースのために捧げたといわれています。楽譜は1950年代からチェコ音楽博物館に収蔵されて いましたが、2015年にドイツの音楽学者・作曲家ティモ・ジューコ・ヘルマン氏が、サリエリの生 徒であったアントニオ・カシミール・カルテリエリの楽譜を探していたときに発見され、2016年に 復活再演されました。この作品は、ソプラノとピアノのために書かれたものですが、ここでは指揮 者のクリスティアン・ベンダがオーケストレーションを行い、管弦楽伴奏版としての世界初録音と なります。その他にも、サリエリの珍しい歌劇からの序曲、モーツァルトの交響曲35&38番の全 曲など、当時のウィーン楽壇を主導した音楽家だったふたりの真価を知らしめる好企画盤です。

    【収録曲】
    [CD1]
    1. モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527 より序曲
    2. サリエリ:歌劇『まずは音楽、おつぎが言葉』よりシンフィニア
    3. モーツァルト:歌劇『劇場支配人』K.486より序曲
    4. サリエリ:歌劇『ヴェネツィアの定期市』よりシンフォニア
    5. モーツァルト:歌劇『魔笛』K.620より序曲
    6. サリエリ:歌劇『ダナオスの娘たち』より序曲
    7-9. モーツァルト:交響曲第38番ニ長調K.504『プラハ』
    [CD2]
    1. モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492より序曲
    2. サリエリ:歌劇『オルムスの王アクスール』よりシンフォニア
    3. モーツァルト:歌劇『ティトの慈悲』K.621より序曲
    4. サリエリ:歌劇『ペルシアの王女パルミーラ』より序曲
    5-10. モーツァルト:6つのドイツ舞曲 K.509
    11-13. サリエリ、モーツァルト、コルネッティ合作:カンタータ『オフィーリアの健康回復に寄せて』K.477a(オーケストレーション:クリスティアン・ベン
    ダ)
    14. モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』K.384より序曲
    15-18. 交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
    【演奏】
    クリスティアン・ベンダ(指揮) プラハ・シンフォニア管弦楽団
    ダグマー・ウィリアムズ(ソプラノ:CD2:11-13)
    【録音】
    2017年4月26-27日、プラハ、Collbenka 1704

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