SixTONES 12th Single 「音色」

CD

オーファンズ 【CD/日本語解説書封入】

ジ・アゴニスト

¥  2,750(税込)

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  • RELEASE DATE : 2019/09/20
  • NUMBER : GQCS-90751
  • LABEL : ワードレコーズ
  • 商品内容

    カナダのエクストリーム・メタル・バンド、ジ・アゴニスト

    現ARCH ENEMYの女性シンガー、アリッサ・ホワイト-グルーズが在籍していたことでも知 られるカナダはケベック州モントリオール出身のジ・アゴニスト。このバンドは、2004年 にアリッサ、ダニー・マリノ[g]、クリス・ケルズ[b,vo]の3人によって結成されている。 ちなみにダニーは、MAHOGANY RUSHのリーダーとしても知られるギター・ヒーロー、フラ ンク・マリノの甥だ。当初はTHE TEMPESTというバンド名だったが、『Century Media』と 契約してワールドワイドでデビュー・アルバムをリリースするにあたってそのバンド名は 余りにもありきたりであると考え、また同名のバンドがいたこともあってジ・アゴニスト に改名している。

    そのデビュー・アルバム「ONCE ONLY IMAGINED」は、2007年にリリースされている。この 時点でサイモン・マッケイ[ds]が加入していたが、タイミングの関係上、アルバムではゲ ストを起用している。さておき、ヘヴィでアグレッシヴでブルータルで、なおかつメロデ ィックでキャッチーでコマーシャルなサウンドはここ日本でも高く評価された。スクリー ムとクリーンを完璧に使い分ける表現力豊かなアリッサのヴォーカルも大きな魅力だった 。2009年には2nd「LULLABIES FOR THE DORMANT MIND」をリリース。前作を進化させた内 容で、PV化された“Thank You, Pain”はこのバンドの代表曲になった。2010年2月にはHE AD PHONES PRESIDENTを従えての初来日公演が実現。この時はセカンド・ギタリストとし て、CRYPTOPSYのメンバーでもあり、1st、2ndのプロデューサーでもあるクリスチャン・ ドナルドソンが同行した。2012年には正式なセカンド・ギタリストとしてパスカル・ジョ ビンを迎えた5人編成による3rd「PRISONERS」をリリース。同年11月には二度目の来日公 演が実現した。サポートを務めたのはALDIOUSだった。

    そして、2014年。アリッサがアンジェラ・ゴソウの後任としてARCH ENEMYに移籍する。こ の時起こったことは、アリッサにとってもジ・アゴニストにとっても苦い思い出でしかな いだろう。アリッサは「2つのバンドを並行してやろうと思っていたのに、(ジ・アゴニス トの)他のメンバーにその機会を奪われた。追い出された」と辛辣な言葉を浴びせた。ア リッサの気持もよく判る。フェイヴァリット・バンドの1つであるARCH ENEMYから声が掛 かったのだから受けない手はないし、2つのバンドを並行してやっていこうと考えていた のも事実だ。しかし、アリッサのARCH ENEMY加入を「WAR ETERNAL」(アリッサ加入後のAR CH ENEMYの第一弾。2014年リリース)の完成後に間接的に聞かされたという他のジ・アゴ ニストのメンバーの気持も判る。彼らが「このまま続けたらフルタイム・バンドとしての ジ・アゴニストはもうおしまいだ。ARCH ENEMYのシンガーのサイド・プロジェクトになっ てしまう」と危機感を抱いたのも判る。ジ・アゴニストよりもARCH ENEMYの方がビッグな のだから、アリッサがそちらを優先して動くことはある意味当然だった。

    ダニーがヴィッキー・サラキス、ギリシャ人の両親を持つシカゴ出身のこの女性シンガー の存在を知ったのは、インターネットの動画サイトで、だった。彼女はIRON MAIDENやNEV ERMORE、NIGHTWISHの曲の他、“Thank You, Pain”を歌っていた。ダニーは早速コンタク トを取るが、最初は「アリッサが辞めるので、ジ・アゴニストのオーディションを受けて みないか?」ではなく「別プロジェクトをやろうと思っているので、君のことをもっと知 りたい」と言ったそうだ。ジ・アゴニストとARCH ENEMYはどちらも『Century Media』の 所属で、レーベルを介して「しかるべき時が来るまでどちらも何も言わない」という取り 決めをしていたためだ。そして、音を合わせたり話をしたりしているうちに“相思相愛” になっていき、“しかるべき時”が来るとジ・アゴニストはヴィッキーに正式に加入をオ ファーする。アリッサのARCH ENEMY加入とヴィッキーのジ・アゴニスト加入の発表はほぼ 同時期だった。

    ヴィッキーを迎えた新体制による4th「EYE OF PROVIDENCE」は2015年にリリースされた。 音楽的に大きな変化はなく、ヴィッキーもアリッサと遜色のないヴォーカルを聴かせた。 スクリームを本格的に始めたのがジ・アゴニストに入る約1年半前だったというのが信じ られないくらいに。2016年には、『Napalm Records』に移籍して5th「ファイヴ」をリリ ース。2018年8月には、三度目の来日公演が実現した。この時はCELLAR DARLINGとのダブ ル・ヘッドライナーで、他にもゲスト・バンドが出演した。

    そして、ここに6thアルバム「オーファンズ」がリリースされた。メタルコアのヘヴィネ スとアグレッションを基盤にしながらプログレ由来のテクニカルな展開、さらにはジャズ やクラシック音楽の要素を盛り込んだサウンドは健在だ。ヴィッキー加入後に増えたオー センティックなHM/HR色の強い曲もある。さらなる飛躍が期待出来るアルバムだ。

    【メンバー】
    ヴィッキー・サラキス (ヴォーカル)
    ダニー・マリノ (ギター)
    クリス・ケルズ (ベース)
    サイモン・マッケイ (ドラムス)
    パスカル・ジョビン (ギター)

    【CD収録曲】
    01. イン・ヴァーティゴ
    02. アズ・ワン・ウィ・サヴァイヴ
    03. ザ・ギフト・オブ・サイレンス
    04. ブラッド・アズ・マイ・ガイド
    05. ミスター・コールド
    06. ダスト・トゥ・ダスト
    07. ア・デヴィル・メイド・ミー・ドゥ・イット
    08. ザ・キリング・アイ
    09. オーファンズ
    10.バーン・イット・オール・ダウン

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