SixTONES 12th Single 「音色」

CD

X - ヴァーグ・ウータン・フロック 【CD/日本語解説書封入】

シャイニング

¥  2,530(税込)

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  • RELEASE DATE : 2017/12/29
  • NUMBER : GQCS-90474
  • LABEL : -
  • 商品内容

    スウェーデンのブラックメタルバンド・シャイニングの新作が到着!!

    スーサイダル・メタル・バンド、シャイニングは、96年、ニクラス・クヴァルフォルトを 中心に、スウェーデンで結成された。(この当時、ニクラスはまだ12歳である!)98年に EP『Submit to Selfdestruction』でデビュー。現在ではニクラスの変幻自在の歌唱がバ ンドの大きな魅力の1つとなっているが、この時点では、彼はまだギターとベースのみを 担当。ヴォーカルも担当するようになったのは、00年のデビュー・アルバム『Within Dee p Dark Chambers』からである。いわゆるディプレッシヴ・ブラック・メタルと呼ばれる 陰鬱なスタイルを追求したシャイニングは、世界中の心に闇を抱えたファンから熱狂的な 支持を得た。

    01年にセカンド・アルバム『Livets andhallplats』を、前作と同じくSelbstmord Serv icesから発表後、イタリアのAvantgarde Musicと契約。02年にリリースされた『III - An gst - Sjalvdestruktivitetens emissarie』では、ドラムをあのヘルハマー(メイヘム 等)が担当している。04年に4枚目のアルバム『IV - The Eerie Cold』をレコーディング するものの、同年8月に、突如解散を発表。だが、結局年末には再結成。『IV - The Eeri e Cold』は翌年、05年3月にリリースされた。ちなみに本作も、ドラムはヘルハマーだ。

    06年にはニクラスが失踪。自殺の噂も流れる。同年8月、バンドはホームページにて、公 式にニクラスが失踪したことを発表。シャイニングの公式スポークスマンというConny Ja rlestalなる人物が、「わかっていることは、クヴァルフォルトが4週間行方不明というこ とだけ。すでにこの世を去っているかもしれないが、確かなことはわからない。彼は過去 半年、非常に酷い鬱に悩まされていたのは事実」と告げ、同時に「ニクラスに非常に近い 人物」から、「『グール』というヴォーカリストが加入させ、バンドを継続させることが ニクラスの遺志である」という手紙を受け取ったことを明かした。結局翌年、その「グー ル」の正体がニクラスであることが明らかになるのだが…。

    その後フランスのOsmose Productionsに移籍、『V - Halmstad (Niklas angaende Nikla s)』(07年)をリリース。もともとブラック・メタルらしからぬパートも少なくなかった 彼らの音楽だが、このアルバムでプログレッシヴ・ロックやクラシック、ジャズといった 幅広い音楽からの影響をあからさまに誇示。高い音楽性、オリジナリティを持った本作は 、大きな話題を呼ぶこととなった。ベートーヴェンからウェスタン映画のサントラまでを も飲み込んだこのアルバムで、シャイニングはその後の方向性を高らかに宣言したと言え る。09年に『VI - Klagopsalmer』をリリースすると、今度はフィンランドのSpinefarm r ecordsに移籍。11年には『VII: Fodd forlorare』を、12年には『Redefining Darkness 』を発表。11年にリリースされたEP、「Fortvivlan, min arvedel」は、スウェーデン本 国でゴールド・ディスクを獲得するほどのヒットとなった。アッティラ・チハー(メイヘ ム等)、マニアック(元メイヘム)など、多彩なゲスト・ヴォーカルをフィーチャした企 画盤『8 1/2 - Feberdrommar i vaket tillstand』を挟んだのち、フランスのSeason o f Mistへと移籍。15年に9枚目となるアルバム『IX - Everyone, Everything, Everywhere ,Ends』をリリースした。15年1月には、Mardukの日本ツアーのゲストとして、まさかの初 来日。その狂気に満ちたステージに、驚愕した方も少なくないだろう。

    そして今回リリースになるのが、10枚目のフルレングスとなる『X - Varg Utan Flock』 である。ディプレッシヴ・ブラック・メタルと形容された初期から、その後のプログレ、 ジャズ、クラシック、ロックと何でもアリの最近の作品に至るまで、シャイニングの音楽 は、すべてニクラス・クヴァルフォルトが抱える怒りや苦痛といった、心の闇を具現化し たものだ。前作と同じく、キング・ダイアモンドのギタリスト、アンディ・ラロックのス タジオで録音された『X - Varg Utan Flock』も、やはり彼の精神的葛藤の結実である。 ありとあらゆる苦痛、不安を、ニクラスは変幻自在の唱法で吐露していく。

    ブラック・メタルから、ロックやブルース。さまざまな音楽形態が、ニクラスの精神的苦 痛というキーワードでつながれていく。心の闇を表現する音楽は、何もブラック・メタル だけではない。ロックにもジャズにも、そしてクラシックにも、闇で満たされた作品は存 在する。そんな当たり前の事実を、シャイニングは改めて突きつける。「俺は1983年12月 に生まれ、2017年12月に死んだ」という不気味なつぶやきが繰り返される9分半に渡る大 曲、「モット・アオキガハラ」などは、聴くものの心を蝕まずにはおかないだろう。

    とにかく暗く、陰鬱。『X - Varg Utan Flock』は、心して聴くべき作品である。下手を すれば、闇に引きずりこまれかねない。まさにスーサイダル・メタル。「自殺の衝動に駆 られるメタル」という呼称がぴったりな、心の闇の集大成だ。

    【メンバー】
    ニクラス・クヴァルフォルト(ヴォーカル)
    マルクス・ハマシュトロム(ベース)
    ピーター・フス(ギター)

    【収録曲】
    01. スヴァート・オストバール・エル
    02. ユーレネ・ポータナス・ブロー
    03. ヨ・アル・ディン・フィエンデ
    04. ハン・ソム・ルラー・イノム
    05. トルヴトゥセン・トレティエット
    06. モット・アオキガハラ
    07. イン・ザ・コールド・ライト・オブ・モーニング《ボーナストラック》
    08. クライ・リトル・シスター《ボーナストラック》

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