CD
Pierre Boulez Conducts Debussy (Sony Classical Masters)
Pierre Boulez¥ 2,426(税込)
- POINT : [通常ポイント]1.0%ポイント
- RELEASE DATE : 2020/11/13
- NUMBER : 1943978774-2
- LABEL : SONY CLASSICAL
- 商品仕様
【完全生産限定盤】
■5CD
※完全生産限定盤は数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。 - 商品内容
20世紀ドビュッシー解釈の極北——ブーレーズの研ぎ澄まされた筆致が生んだ、これまでにないフランス音楽の世界。 ピエール・ブーレーズ/コンダクツ・ドビュッシー (Sony Classical Masters)
SONY CLASSICAL MASTERS BOX 第21回発売
大好評、ソニー・クラシカルによるバジェット・ボックス「MASTERS BOX」。100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログから、音楽ファンならば誰でも一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番名曲を、定評あるアーティストの名演で幅広く取り揃え、お買い得なバジェット・プライスにて続々リリース中の好評シリーズです。今回も強力なラインナップによる10タイトルがリリースされます。
※白を基調とした目に留まりやすいアートワーク・デザイン。
※制作時点での最新のリマスターを使用。
※このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
ピエール・ブーレーズは、作曲家としてセリー音楽の推進から電子音響技術の活用まで、常に革新的な作品を通じて現代音楽界に大きな足跡を残すとともに、指揮・著述・組織運営にわたる広範な活動を展開。そのいずれにおいても刺激的で創造性に富んだ多大な影響力で、第二次大戦後の西洋音楽界をリードし続けてきました。
1966~68年にかけて、ブーレーズがクレンペラー時代のニュー・フィルハーモニア管、およびセル時代のクリーヴランド管と録音したLP3枚分のドビュッシーの管弦楽作品集は、オーケストレーションの細部を透明・精緻に再現し、伴奏音型の微妙な変化やリズム・パターンの推移をまるでレントゲンを当てたかのような明晰さで描き切ったという点で、それまでの19世紀生まれの指揮者たちのフランス音楽解釈とはまったく異なるドビュッシー演奏解釈の地平を開拓しました。後年のDGへの再録音にきかれる巨匠的風貌とは異なる、壮年期のブーレーズならではの、冷徹なまでの情熱に貫かれた緻密さへの志向は、この録音以降も凌駕されたことはありません。そして「ペレアスとメリザンド」はドビュッシーの唯一のオペラであり、20世紀オペラの中でも数少ない傑作のひとつ。架空の国アルモンドで展開される宿命的な愛の悲劇をレシタティーフのような表現で歌われる、節度と洗練の極致とも感じ取れる作品です。曖昧さの精妙な音の綾を描き分けたブーレーズの指揮。独自の視点から見た独特な演奏で、カラヤン盤とは対照的表現による名盤のひとつです。
※ 歌詞対訳は付属しません
ドビュッシー:
【CD1】
1. 『海』L.109
2. 『夜想曲』L.91
3. 『春』L.61
4. クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲 L.116
[演奏]ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(クラリネット:4)
[録音]1966年12月19-21日、ロンドン、バーキング・タウンホール(1)
1968年12月3-6日、ロンドン、アビイロード・スタジオ(2-4)
【CD2】
1. 『牧神の午後への前奏曲』L.86
2. 『遊戯』L.126
3. 管弦楽のための『映像』L.122
4. 神聖な舞曲と世俗的な舞曲 L.103
[演奏]ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1-2)
クリーヴランド管弦楽団(3-4), アリス・シャリーフ(ハープ:4)
[録音]1966年12月19-21日、ロンドン、バーキング・タウンホール(1-2)
1967年11月17日、クリーヴランド、セヴェランス・ホール(3-4)
【CD3-5】
歌劇『ペレアスとメリザンド』(全曲)
[演奏]ジョージ・シャーリー(テノール)、ドナルド・マッキンタイア(バリトン)、
エリザーベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(アルト)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
[録音]1969年12月 – 1970年1月、ロンドン、アビイロード・スタジオ
【演奏】ピエール・ブーレーズ(指揮)