CD
Suoni amorosi
デュオ・ジョーコ・ディ・サルテリオ¥ 1,944(税込)
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- RELEASE DATE : 2020/01/17
- NUMBER : 1907597976-2
- LABEL : 輸入盤
- 商品内容
デュオ・ジョーコ・ディ・サルテリオ/ スオニ・アモロージ(愛の音) ダルシマーが奏でる、優しさと静寂に満ちたサウンド――個性あふれる中世のさまざまな楽器の饗宴。[EU輸入盤]
《ダルシマー》という楽器は、台形の共鳴箱に張られた多数の弦を、ハンマーと呼ばれる木製のスティックで打って演奏する打弦楽器で、金属製の弦を打って音を出すもの。その起源は古く、中世の頃から使用されており、現在においても、ケルト系ダンス曲やイギリス・アメリカの民謡、各国の伝承音楽などの演奏に使用されることが多いようです。「dulcimer」の由来はラテン語であり、「甘美な旋律」を意味する「dulce melos」が語源として推察されています。金属製の弦を打って音を出す(打弦楽器)点や、音色の類似性から「ピアノの先祖」と呼ばれることもあります。ルネサンス時代の最もポピュラーな楽器として継いだバロック時代のサルテリオは、特にイタリアとスペインで18世紀に広まり、優しさと静寂に満ちた、最も感情的な音を表現することが可能な楽器として、宗教音楽などでも使用されていました。
このアルバムは、現在ダルシマー演奏の最高権威であるビルギット・シュトルツェンブルグと、リュート&ギター奏者であるハンス・ブリューデルの2人によるもので、中世からバロック期の美しいメロディあふれる音楽とともに、8つの歴史的な弦楽器を結び付けたものです。ここに登場するのは通所のダルシマーのほか、ドゥルチェ・メロス(中世のダルシマー)、サルテリオ(バロック時代のダルシマー)、コントラバス・ダルシマー、ビウエラ、ルネッサンス・ギター、ルネッサンス・リュート、テオルボの7種類。個性的な中世・ルネサンスの楽器が奏でる深い余韻を味わっていただける素敵なアルバムです。
収録内容
1. 作者不詳:Ave donna Santissima (Laude)
2. 作者不詳:La Danza Cleves (Bassedanse)
3. 作者不詳:Salve, salve virgo pia (Laude)
4. 作者不詳:Petit Vriens (Ballo)
5. ルイス・デ・ナルバエス:Guardame las vacas I
6. アロンソ・ムダーラ:Guardame las vacas
7. ルイス・デ・ナルバエス:Guardame las vacas II
8. ディエゴ・オルティス:Recercada Segunda
9. ディエゴ・オルティス:Recercada Settima
10. ディエゴ・オルティス:Recercada Tercera
11. アドリアン・ル・ロワ:Branle de Poictou
12. アドリアン・ル・ロワ:Branle Simple
13. アドリアン・ル・ロワ:Branle Pimontoise
14. アドリアン・ル・ロワ:Cinquesième Branle
15. バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ:Canzon Terza
16. ニコラ・マティス:Aria Allegra
17. ニコラ・マティス:Aria Amorosa
18. ニコラ・マティス:Ground after the Scotch Humour
19-22. アルカンジェロ・コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.5-8
23-25. ベルナルド・パスクィーニ:2台の鍵盤楽器のためのソナタ ニ短調
26. 作者不詳:スペインのフォリア
【演奏】
デュオ・ジョーコ・ディ・サルテリオ
ビルギット・シュトルツェンブルグ[ドゥルチェ・メロス(ダルスメロ)、サルテリオ、ダルシマー、コントラバス・ダルシマー]、
ハンス・ブリューデル[ビウエラ、ルネッサンス・ギター、ルネッサンス・リュート、テオルボ]、
【録音】
2017年11月3-5日、ミュンヘン、バイエルン放送第2スタジオ