CD
The Royal Wedding, Munich 1568
ムジカ・フィアタ¥ 1,944(税込)
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- RELEASE DATE : 2019/3/8
- NUMBER : 1907587671-2
- LABEL : 輸入盤
- 商品内容
ムジカ・フィアータ/ 1568年ミュンヘン宮廷結婚式祝賀会 のための音楽 ローランド・ウィルソン+ムジカ・フィアータ+ラ・シャペル・ ドゥカーレの新たな会心作![EU輸入盤]
1568年2月22日、バイエルンのヴィルヘルム王子(後のバイエルン公ヴィルヘルム5世)と、ロ
レーヌ公フランソワ1世の娘レナータと結婚式を祝う「ミュンヘンの祝賀会」が、2週間にわたって
行われ、多くの貴族とヨーロッパ全土の大使が招待されました。セレモニーの間には、1566年バ
イエルンのアルブレヒト5世に招かれミュンヘンの宮廷礼拝堂楽長オルランド・ディ・ラッソの下、
ミュンヘン・ホーフカペレ(宮廷礼拝堂)だけでなく、グラーツやインスブルックのホーフカペレか
ら選抜された最高の演奏家たちまで招き、最高の音楽が奏でられました。ラッソはこのために新
しい作品を作曲しました。アンニーバレ・パドヴァーノの「24声部のミサ」、アレッサンドロ・ストリッ
ジョの「40声部のためのモテット」なども、このために作曲されています。
この結婚式は政治的なものでしたが、このオルランド・ディ・ラッソによって演奏された音楽は、
ユニークな楽器と声楽の組み合わせによって幻想をかき立て、人々の驚きを呼び起こすように
設計された、当時として比類無き最大の祝いの音楽イベントでした。ここに収録された作品は、
そのごく一部のものですが、荘厳なミサ曲とカラフルな宴会音楽が収録され、ドルツィアン、コル
ナムーザ(バグパイプ)、コントラバス・トロンボーンなど珍しい楽器も使用されています。
ローランド・ウィルソンは、1980年代からドイツやヴェネツィア初期バロックの宗教作品を数多く
録音してきているベテランです。コルネット(ツィンク)とサックバットを中心とした、抜群のテク
ニックを持つ器楽グループ「ムジカ・フィアータ」、そしてローランド・ウィルソンが結成した各メン
バーが全てソリスト級の合唱団「ラ・シャペル・デュカーレ」によって、器楽、独唱と合唱との美し
さと緊張感が保たれた演奏です。
【収録曲】
1. オルランド・ディ・ラッソ:主を畏れたるすべての者は幸いなり(5声)
2. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ キリエ
3. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ グローリア
4. オルランド・ディ・ラッソ:すべての民よ、恵み深い主に(7声)
5. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ クレド
6. オルランド・ディ・ラッソ:正しき者よ、主によりて喜べ(4声)
7. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ サンクトゥス、ベネディクトゥス
8. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ アニュス・デイ
9. オルランド・ディ・ラッソ:すべての民よ、主を誉めよ(12声)
10. アンニーバレ・パドヴァーノ:戦いのアリア(8声)
11. オルランド・ディ・ラッソ:ほめたたえよ、神のしもべたちよ(7声)
12. アレッサンドロ・ストリッジョ:ひとりでこの世から離れずに(6声)
13. チプリアーノ・デ・ローレ:わたしは驚いた、楽神たちがひときわ楽しそうで(6声)
14. アンドレーア・ガブリエーリ:足どりも乱れ(12声)
15. オルランド・ディ・ラッソ:楽神よ、おまえはなぜ震えている(6声)
16. オルランド・ディ・ラッソ:主よ、わたしの敵は何と多いことでしょうか(12声)
17. オルランド・ディ・ラッソ:民は歌いぬ(7声)
18. アレッサンドロ・ストリッジョ:見よ、祝福されたる光が(40声)
【演奏】
ローランド・ウィルソン(指揮)
ムジカ・フィアータ(ピリオド楽器アンサンブル)
ラ・シャペル・ドゥカーレ(声楽アンサンブル)
【録音】
2018年