CD
Casella: Orchestral Music
ダニエーレ・ルスティオーニ¥ 1,944(税込)
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- RELEASE DATE : 2019/3/15
- NUMBER : 1907593512-2
- LABEL : 輸入盤
- 商品内容
ダニエーレ・ルスティオーニ/ アルフレード・カゼッラ:管弦 楽のための作品集 イタリアの魂を追求する俊英ルスティオーニ、ついに「イタリ アのマーラー」と称されるカゼッラ・アルバムに到達。[EU輸入盤]
手兵トスカーナ管とゲディーニ(2016年)、ペトラッシ(2018年)とイタリア音楽の神髄ともいうべ
き作曲家を立て続けに録音してきたダニエーレ・ルスティオーニ。ソニー・クラシカルへの3枚目
のアルバムは、日本でも近年ノセダがN響で取り上げて注目を集めているカゼッラの作品集で
す。このアルバムでも強力な統率力と推進力で、作品の魅力を新鮮に聴かせています。
イタリアの作曲家アルフレード・カゼッラ(1883-1947)は、パリ音楽院でラヴェルやエネスコらと
共にフォーレから作曲を学びました。また同じ頃に、ドビュッシー、ストラヴィンスキー、ファリャと
友人になり、ブゾーニやマーラー、R・シュトラウスとも接点がありました。ガブリエリ、フレスコバ
ルディ、ヴィヴァルディ、スカルラッティ、タルティーニなどの多くのバロック音楽の校訂を行うか
たわら、それらを取り入れて彼独自の音楽を作りだしました。音楽以外にもキュビズムや抽象絵
画など当時の前衛的な芸術から多くの影響を受けています。
当アルバムには、カゼッラの代表作として知られる重要な3つの作品が収録されています。カ
ゼッラの最も有名なオーケストラ曲「パガニーニアーナ」と「スカルラッティアーナ」は、名前の通
り作曲家そのままのパガニーニ、スカルラッティ風なもので、古楽と現代の融合、新古典主義的
な音の動きを持つ独自の道への意欲が感じられる魅力的なものです。1943年に作曲された「ピ
アノ、ティンパニ、パーカッションと弦楽のための協奏曲」は、エンジンのようなリズムに渋いオー
ケストレーションが施された特徴的な部分を含む作品ですが、ヴィヴァルディ作品の影響がうか
がえます。
「スカルラッティアーナ」では、2005年リーズ国際ピアノ・コンクールに入賞し、「ミケランジェリの
後継者」と称され、マゼールも絶賛し一躍注目を集めたイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・タ
ヴェルナが共演しています。
【収録曲】
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
1. ピアノ、ティンパニ、打楽器と弦楽のための協奏曲 Op.69
2. パガニーニアーナ Op.65
3. スカルラッティアーナ Op.44
【演奏】
ダニエーレ・ルスティオーニ(指揮)トスカーナ(州立)管弦楽団
アレッサンドロ・タヴェルナ(ピアノ:3)
【録音】
2017年6月30日、フィレンツェ、ヴェルディ劇場