■グレン・グールドがカナダ放送協会（CBC）のために出演・演奏・制作した19時間以上にわたるほぼすべてのテレビ番組をDVD10枚に集大成した「グレン・グールド・オン・テレヴィション　カナダ放送協会全映像1954-1977」からの、日本だけの単売が決定。グールド自身の語り、インタヴュー、対談、演奏など、四半世紀にわたるグールドの軌跡を辿ることのできる歴史的な映像のオンパレードで、ソニークラシカルへのセッション録音と並び、グールド芸術の理解には欠かせない第1級の資料です。
■VOL.8は1967年のカナダ建国百年祭プロジェクトの委嘱作品としてグールドがプロデュースしたラジオ番組『北の理念』の映像版、ミケランジェリの代役として「皇帝」を弾いた『ベートーヴェン生誕200年記念コンサート』。
■日本語完全字幕付き（歌詞を含む）。　宮澤淳一監修の映像翻訳チームによって、英語話者でも聴き取り困難なグールドの早口も明快に日本語化。資料的価値満載の別冊日本語解説書付き

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［収録内容］
DVD 8　115分33秒

北の理念（1970年）
ジュディス・パールマン監督
ベートーヴェン生誕200年記念コンサート（1970年）

・◆はCBCでの放送番組名を示します。
・グールドがピアノを独奏した演奏については、その旨クレジットは割愛し、他のアーテ ィストとの共演している場合のみ表記を入れてあります。

◆『北の理念』　*
1970年8月5日放映 1　イントロダクション
　プロローグ（トリオ・ソナタ）
　「あの地方に魅了されました」（シュレーダー）
2　「グレン・グールドです」（グールド）
3　第1場　
　「マスケグ急行について言えるのは」（マクリーン）
4　「いや　この認識は驚きには値しない」（マクリーン）
5　第2場
　「“北に行くなんておかしい”と周囲には思われていました」（シュレーダー）
6　「自分探しのようなロマンティックな理由から北へ行きたいと思ったのではありませ ん」（ヴァリー）
　第3場　
　「非常に面白い写真があります」（ロッツ）
7　「ロマンティックな場所だと思ったから北へ行きたいと思ったんです」（シュレーダ ー）
8　第4場　
　「私は　まさに“北の聴き手”だ」（マクリーン）
9　エピローグ　
　「とにかく彼は今後の抱負を語ってくれた」（マクリーン）
　［背景音楽］シベリウス：交響曲第5番変ホ長調作品82より終楽章
　　　　　　　ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィル（1965年録音）

◆特別番組『ベートーヴェン生誕200年記念コンサート』　
1970年12月9日放映
　ベートーヴェン
10　バガテル 変ホ長調作品126-3
11　イントロダクション
　創作主題による6つの変奏曲ヘ長調作品34
12　主題　アダージョ：カンタービレ
13　第1変奏　
14　第2変奏　アレグロ、マ・ノン・トロッポ
15　第3変奏　アレグレット
16　第4変奏　テンポ・ディ・メヌエット
17　第5変奏　行進曲：アレグレット
18　第6変奏　アレグレット：コーダ
19　アダージョ・モルト
20　イントロダクション
　ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」
21　第1楽章　アレグロ
22　第2楽章　アダージョ・ウン・ポコ・モッソ
23　第3楽章　ロンド：アレグロ
　グレン・グールド（ピアノ）
　トロント交響楽団
　指揮：カレル・アンチェル
24　クレジット